Archive for the ‘ブログ’ Category
Factory renovation①
2019年がスタートして、はや1か月半。
ストーブのまわりで作業をするのがなんとも心地よいこの頃。
寒い2月もあと残り半分!!なんとか乗り切りたいところです。
さて、弊社は去年の暮れ頃から、工場の改修を少しづつ行っています。
昨年の大型台風で屋根の一部が損傷を受けたのがきっかけなのですが、
工場の古い部分を修繕・改修していく計画をたて、今年の夏ごろの完了に向けて実行しています。
そのなかの一環で、汚れてしまった古い壁にカラーガラスを施工しましたので、
その様子をご紹介したい思います。
施工前の古い壁がこちら
階段下の物置スペースだったこともあり、かなり古びた壁。
ここにホワイト系のカラーガラスを施工した写真がこちらです。
ガラスの前にデスクや収納を並べるとこんな感じになりました。
壁の経年変化が大きかったので、寸法もきっちりと測らないといけませんでした。
壁の不陸や反りが思ったよりも大きく、施工に苦労しましたが、最終的にはきれいに仕上がりました。
階段部分の奥のガラスはこのような変形でおさめています。
鉄骨部分にも塗装をしてくれたおかげで、以前よりも格段に美しくなりました。
せっかくガラスにするならと、ガラスの内側に鉄板を仕込んでマグネットがつくようにしてみました。
マグネットガラスにすれば、使い方いろいろ。
書類をとめておいたり、伝言ボードとしてガラスに直接文字を書くのもOKです。
今後、工場の中をもっと変える予定にしています。
おもしろい変化があればまたご紹介したいと思います。
今井 樹
Safety first
気が付けば、あっという間に年の瀬。
2018年度、大和商会は本日で仕事納めとなります。
今年の漢字に「災」が決まったように、平成30年は関西でも大きな災害に苦しんだ年でした。
6月に大阪北部地震が発生し、9月には経験したことのない台風にも見舞われました。
弊社はインテリアガラス事業を主力としていますが、窓ガラスやフロントガラスの割れ替えも行っています。
私も、今年はたくさんの住宅やマンション・店舗でガラスの割れ替えを経験しました。
台風でのガラスの破損によって、大きなけケガをされたお客様もいらっしゃいました。
ビジュアル先行でなく安全面も重要視する。
基本的なことですが、とても大事なことだと実感しました。
建築や内装でガラスを扱う業者だからこそ、安全面に問題がある施工依頼があればきっちりと意見し、
安全が最優先される提案をする責任があると、改めて感じた年になりました。
2019年はついに新元号となり、新しい時代に突入します。
創業からの長い歴史のなかで培ってきた経験をもとに、
また新たなチャレンジをどんどんしていきたいと思います!
ブログだけでなくFacebookやInstagramを含め、お写真を掲載させていただいた方々に感謝申し上げます。
ガラスを多くの方にもっと身近に感じていただけるよう、来年も魅力ある発信をしていきたいと思います。
今井 樹
ハート ミラー
11月に突入し、肌寒さを感じる季節になってきました。
先ほど見たテレビでは、クリスマスソングが流れるCMが。。。
もうそんな時期なのか!と、時の過ぎる速さに驚く今日このごろ。
さて、久しぶりのブログ投稿。今回は壁掛けミラーについて書きたいと思います。
今年になって、だれでも簡単に取付ができる丸型の壁掛けミラー、
「フレームレス ウォールミラー」を商品化しました。
まだまだ少数の売上ですが、おかげさまでいくつかの販売実績がついてまいりました。
直径30センチ・直径42センチ・直径60センチの3つのサイズで販売を行っていましたが、
このたび、商品ラインナップを追加しました。
ハートの形をしたミラーです。
ハート型ミラーは枠のついたミラーや手鏡などで見かけることがありますが、
フレームレスのハートミラーはあまりありません。
まったく直線部分がなく、加工が難しいのもその理由かもしれません。
いろんなハートの形状で試作をしましたが、
品よく、かわいらしいハート形にできあがりました。
大きさは、幅42センチ×高さ33センチで、使いやすいサイズ。
ほかの商品と同じように、壁に簡単にひっかけられる専用フック付きです。
これらは主にいくつかのECサイトで販売をしている商品ですが、
お客様からレビューやご評価をいただいたときは本当にうれしい気持ちになります。
このハート型ミラーもお客様に気に入っていただければ幸いです!
今井 樹
Wall Mirror
ついに始まったサッカーワールドカップ ロシア大会。
まだグループリーグでの戦いですが、、、ほんっとうに、、、おもしろすぎる!!
今大会は日本代表もいいサッカーをしていて、日本中が盛り上がってきました。
見ごたえのある試合をこれからたくさん見られるのかと思うとワクワクします!
さて今回は、弊社の主力商品であるミラーについて書きたいと思います。
大和商会はオーダーでガラスやミラーを製作していますが、
既製品の商品として、壁掛けのラウンドミラーを販売しています。
サイズは直径30㎝・42㎝・60㎝の3種類でフレームレスのシンプルなミラーです。
この壁掛けミラーには専用のフックもついていて、石こうボード下地にも対応します。
つまり、ビスがきかない下地でも取付が可能になっています。
また、画鋲で刺した程度の小さな穴しか開かないので、賃貸のお部屋でもお使いいただけるように考えています。
取付もとても簡単。こちらをご覧ください。
取付動画
材料はAGC(旧旭硝子)の国産ミラーを使用しています。
AGCのミラーは他の国産メーカーや海外品のミラーに比べ、
耐久性と強度が高く、劣化しにくいミラーです。
また、1枚1枚丁寧に加工し、映りに歪みがでないように貼り合わせをしています。
こだわりの部分としては、壁にひっかけた際に、壁とミラーの間に大きなスキマがでないよう、
できるだけ壁と一体化する、スッキリしたデザインに作っています。
価格や商品詳細はこちらをご覧ください。
高品質で飽きのこないシンプルなデザインミラー。
良いものをお求めやすい価格でご提供しております。
今井 樹
Glass case
2月に冬季オリンピック、3月にセンバツ高校野球、4月にプロ野球開幕。
そして6月には待望のワールドカップが始まります。
スポーツ好きの私にとっては楽しみがいっぱいの2018年。
ワールドカップ日本代表の躍進に期待して、大いに盛り上がりたいなと思います。
さて、今回はガラスケースについて書きたいと思います。
弊社では特注サイズでのガラスケース製作のご依頼をいただくことがあります。
お店で商品をディスプレイするためのケースがほとんどですが、
個人のお客様で、ご自宅で記念品やコレクションを展示するためのケースをご発注いただく場合もあります。
工場でケースを組んでいる様子がこちらです。
ひとつガラスケースと言っても、ケースのサイズや形状・どんなものをディスプレイするかによって、
ガラスの厚みや種類がちがってきます。木枠や金物がまわっているようなケースもあります。
一般的なガラスケースは、透明の板ガラスを使うことが多いのですが、
例えば、アクセサリーや高級な貴金属などを扱う店舗やアパレルブランドでは、
同じ透明のガラスの中でも、ひときわ透明度が高い「高透過ガラス」を使っていることがあります。
高透過ガラスは、通常のフロートガラスに比べてガラス特有の青みが抜けて、透過率が高いので、
ケースの中の商品の内容がより美しくディスプレイされます。
一流ブランド店や百貨店なんかでは、このガラスが使われることがよくあります。
写真のいちばん下が、一般的に窓ガラス等でも使われる透明のガラス(フロートガラス)。
それ以外は高透過ガラスです。同じ透明ガラスでも、実は透明度に違いがあります。
もうひとつ、博物館や美術館などでは「低反射ガラス」が使われることがあります。
ガラスの性質である「映り込み」をできるだけなくしたガラスで、鑑賞物をよりクリアに表現できます。
このガラスはケースだけでなく、店舗のショーウィンドウなどでも採用されていて、
自動車ディーラーやブランドショップで見かけることが多くなってきました。
商品をディスプレイするために使われる透明のショーケース。
ショッピングをしていて、綺麗に作られているケースを見つけると、
商品よりもガラスについ目がいってしまうことがあります。
おしゃれな枠付きのものやLED照明をうまく使ったケース、
金物を使用して便利に使えるガラスケースなど、
多種多様なガラスケースが存在します。
機会があれば、また紹介していきたいと思います。
今井 樹
SUBWAY
先日、近鉄電車に乗って三重県のほうへ出かけたのですが、
夜、帰りに車内から見える駅や街中のイルミネーションが美しく、
クリスマスならではの、ちょっと特別な気分を味わうことができました。
電車といえば、最近の大阪の地下鉄。
車内の内装にガラスが使われるようになってきました。
御堂筋線の座席の手すり、ここ数年の間に合わせガラスが入っています。
従来までは、金物のポール形状の手すりになっていた部分です。
合わせガラスなので、万が一割れても飛散することはなく、
中間のフィルム膜にプリントや着色をすることが可能です。
合わせガラスの普及で、安全性とデザイン性が高まり、
このようなパブリックな場所でもガラスが多く使われるようになってきました。
合わせガラスはその名の通り、ガラスとガラスを2枚合わせにします。
その中間にフィルム膜や生地を挟み込むことで、デザイン性の高いガラスを製作することができます。
例えば、和紙やカーテン生地をいれた合わせガラス。ファブリックガラスと呼ばれるものです。
壁の一部にガラスをいれて光を通したり、オリジナルの棚板としても使えます。
今後、もっと多くの場所で内装のガラスが使われることを期待しています。
2017年、最後のブログ更新になります。
今年は、ホームページに加えFacebookやInstagramで多くのガラスをご紹介することができました。
お写真の掲載にご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。
来年も多くの施工事例や商品を紹介して、ガラスの魅力を伝えていきたいと思います。
今井 樹
続・安全スローガン
春先からダイエットを敢行し、10キロ減に成功した私ですが、
近頃、食べ物がとても美味しく感じてしまいます。
食欲の秋。リバウンドだけは回避したいところです。
さて今回のブログは、弊社で今年から始めている、「安全実行スローガン」について書きたいと思います。
社員さんが月がわりでスローガンを決め、安全について各個人が発案・実行していくこの取組みですが、
11月度・吉田さんの番で、印象的なスローガンがありましたので、ご紹介したいと思います。
こちらです。
何事にもゆとりを
シンプルですが、いいスローガンです。
心に余裕がないとき、焦ったり感情が高ぶるときに、事故は起きます。
時間を気にして他のことを考えながら作業をし、注意散漫になることが原因だと思いますが、
そういう時に限って、いい仕事もできないものです。
忙しい時ほど落ち着いて、集中して作業することが、何よりの安全対策のような気がします。
これから年末にかけて、バタバタする時期になりますが、
「何事にもゆとりを」の気持ちを持つように心がけていきたいと思います。
今井 樹
鶴橋の夜
8月も終盤にさしかかってきましたが、まだまだ暑い日が続く毎日。
この暑い夏をみんなで乗り切ろう!!という私の掛け声のもと、
先日、大和商会のメンバーで焼肉を食べに行ってきました!
場所は大阪鶴橋。せっかく行くなら本場で食べたい!ということで、
40年以上この鶴橋に店を構える「白雲台」さんへ。
この白雲台さんは、弊社が鏡の施工に携わったグランフロント大阪にも出店されていて、
以前から行ってみたいと思っていたお店のひとつでした。
この中川さんの表情がすべてを物語っていますね。笑
期待にそぐわぬ王道焼肉。本当にウマかった!
焼肉奉行の八澤課長は真剣な表情で肉を焼き、
井上さんはひたすら喋り、ひたすら食べる。
中川さんはウマいをただただ連呼。そしてあの表情。
高山さんは開始から結構はやめの段階でろれつが回らない。
一滴も飲んでいない元日田さんは酔っぱらいみたいになり、
吉田さんがみんなの笑いをとってくれる。
明るく陽気で気遣いができる、いいメンバーです。
お店の方にも、たったひとつの完全個室を確保していただき、
とてもいい時間を過ごすことができました。
2件目は高山さんの紹介で韓国料理屋さんへ。
こちらでは一転、お仕事の話しがメインに。
みんな、前向きな意見を出し合いました。
中川さんは2件目の記憶がほとんどないらしいのですが。。。笑
この日は鶴橋の町を存分に満喫し、
ほろ酔いで終電へかけこみました。
また、こういう機会を作って親睦を深めていきましょう!!
今井 樹
安全スローガン
8月に突入し、夏本番を迎えようとしています。
夏の高校野球選手権大会、いよいよ始まるかと思うと非常に楽しみです。
今年は私の母校が大阪大会で躍進し、久しぶりに野球で心躍る数日間を過ごしました。
惜しくも準決勝で敗れてしまいましたが、後輩たちの頑張りに本当に元気をいただきました。
さて、この暑い季節になると「体調管理」・「安全対策」が特に重要になってきます。
建築現場で作業をすることが多い弊社は、この時期は特に熱中症に気をつけなくてはなりません。
暑い中、適切な休憩をせずに作業を行うと、集中力がきれ、安全作業を怠ってしまうしまうことも考えられます。
怪我や事故を起こさないため、普段から安全意識を高める取り組みを行うことが重要だと思います。
弊社もこの7月から新たな安全の取り組みを始めました。
「安全実行スローガン」です。
実はこの安全実行スローガンは今までも毎月1回、月初に今井社長が決めて、朝礼で共有していました。
しかしこの7月から、1ヵ月ごとに1人ずつローテーションでスローガンを決めていくスタイルに変更しました。
「安全」に対するボトムアップを期待し、大和商会全員で安全について意識を高めることを目的としています。
規模の大きな会社では「安全大会」が定期的に開催され、私も協力業者側としてよく参加させていただきます。
そこで私はいろんな資料をみて、話を聞いて、安全の意識を高めることができます。
が、実際に作業を行う従業員さんにも安全意識を高めてもらうことがより重要なのです。
弊社独自で安全大会なるものを開催できればよいのですが、なかなかそのノウハウもありません。
受け身ではなく自ら考え行動する、大和商会なりの安全対策の一環として継続していきたいと思います。
8月度は総務・経理の井上さんが考えて発表してくれました。
さすが井上さん。しっかり韻をふんできれいにまとめてくれました。
今後も良いスローガンを期待して、またブログ等でご紹介できたらと思います。
今井 樹
Glass Rack
過ごしやすい気候が続き、天候もよく晴れた日が多いように感じます。
湿度もそれほど高いとは思えず、梅雨らしくない日が続いているこのごろ。
体調の管理はしっかりしていかなくてはなりません!
さて今回はガラスの棚板について触れてみたいと思います。
「棚板」ときいて、素材ですぐ頭に浮かぶものといえば、木材・金物系・ガラス。
・・・探せば石材なんかもあるかもしれません。
ほかにもあるのかもしれませんが、使える素材としての種類は少ないと思います。
よく目にされると思いますが、ガラスの棚板は店舗・住宅など様々な場所で使われます。
今回はカラーガラスを使った合わせガラス棚をご紹介したいと思います。
一般的に棚板とは、「面に対して垂直方向に空間を仕切る部材」であり、
さらに、「その上に物を乗せて支えることができる」もののことを言います。
垂直の状態で維持ができるコシがあり、さらに板自体に強度がある素材。
これがガラスが棚板として利用される理由ではないでしょうか。
ただ、ガラス棚といえば、透明か乳半色のもの。
木材のように柄があるわけでも、金物のように塗装されているわけでもありません。
では逆に他の素材より優れるのは何か。それは透明感があり、シンプルだということです。
また、光を通し、反射させることもできます。照明との相性が良いということでしょうか。
これは、ガラスの小口の透明感を活かしつつ、意匠性のあるガラス棚ができないかと考えた試作品です。
色違いのカラーガラスを使った合わせガラスです。中間フィルムで接着しているわけではないので、
一般的な合わせガラス特有の小口の処理がなく、すっきりとした見た目に仕上がります。
今度は違う色の組み合わせで作ってみようかなと思います。
先日、カーテン生地をガラスの間に挟み込んだファブリックガラスを、棚板として使っていただきました。
お写真は掲載できませんが、住宅のお玄関に非常にきれいなオリジナルガラス棚ができあがりました。
合わせガラスの普及で、透明や乳半色以外の様々な棚板を作ることが可能になっています。
今後も、オリジナリティーの高いガラス商品を探してご紹介していきたいと思います。
今井 樹
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