Dental clinic
高校野球センバツ大会が始まり、いよいよ春の気配が感じられるようになりました。
野球といえば、第4回ワールドベースボールクラシック。
2次ラウンドは仕事中で残念ながら見れませんでしたが、ハイライトを見ても白熱した様子が伝わりました。
日本はアメリカに惜敗しベスト4で姿を消しましたが、強豪相手に大健闘したと思います。
そして久々に盛り上がったのが大相撲。大阪での春場所、稀勢の里関がカッコよかった。
場所中のケガで、休場やむなしかと思われましたが、気力を振り絞っての逆転優勝。
新横綱の意地を感じるとともに、稀勢の里関の諦めない気持ちがとても伝わり、感動しました。
さて今回は、あるクリニックでの施工事例をご紹介したいと思います。
前回のブログにも少し書きましたが、歯医者さんなどのクリニックにはよくガラスが使われます。
ガラスは清潔感を演出することができ、また、劣化しにくい素材です。
掃除を怠らなければ、その清潔感を長く維持できるため、クリニックのような場所にはとてもマッチします。
弊社は近年、デンタルクリニックのガラス工事を数多く施工させていただいており、
そのお仕事をいただいている工務店様・工事店様から、ご好意でお写真のご提供をいただきました。
完成写真がこちらです。
グリーンのカラーガラスやミラー、ブロンズ調のガラスなど、たくさん採用されました。
このグリーンのカラーガラスは、金属膜をコーティングしたガラス板に塗装をしたもので、
通常のカラーガラスよりも反射によるミラー効果が大きく、まわりの空間をしっかりと映しだします。
待合室のオシャレな椅子や壁面がこのガラスに映り込み、奥行き感がでて、視覚的に空間を広くみせています。
診察室に使われているブロンズ色のガラスは、クリアガラスのような明るさはないものの、
木目調や色の濃い壁面や床と調和し、あたたかい雰囲気を演出しています。
下の3段にはタペ調フィルムを貼っていて、外からの視界を遮るとともに、
下からあたる照明をやわらかく受け止めています。
ガラスを加工している段階では、このグリーンのカラーガラスはどんな感じで使われるのかと思っていましたが、
完成写真をいただいて、上質で洗練された空間の一翼を担っていることに驚き、非常に勉強になりました。
歯医者さんというと、患者側としてはすこし緊張してしまう場所ですが、
こういった落ち着いた空間であれば、気持ちもすこし楽に感じるかもしれませんね。
お写真のご提供をいただきましたお客様に感謝申し上げます。
また、このような素敵な現場があれば、ご紹介させていただきたいと思います。
今井 樹