Glass Temper Door
2017年に入ってはや1か月半が経ち、寒さが厳しくなってきました。
大阪市内は雪の心配はほとんどなく業務にも支障はありませんが、
遠方の現場に行く際などには気を付けなければいけません。
さて、今年1回目の投稿は、施工事例をご紹介したいと思います。
今までのブログではカラーガラスや鏡などの壁面材の施工例が多かったのですが、
今回は強化ガラスドアの施工をご紹介させていただきます。
強化ガラスドアといえば、店舗やビルの入り口によく見受けられると思いますが、部屋内でも使います。
清潔感に加え、開放感もあるので、ホテルやオシャレなクリニックなんかでよく使われています。
今回は、個人宅のバスルーム・シャワールームにガラスドアをいれさせていただきました。
完成写真がこちらです。
床面と壁面のタイル・間仕切りのガラス・把手や丁番の金物のみで構成されていて、
縦横のラインを強調した、シンプルで硬質なイメージの浴室となりました。
ガラスやタイルは無機質な印象がありますが、ここに温かみのある照明が入るとグンと雰囲気が変わります。
ガラスの開き戸を開けてすぐ左手には、強化ガラスの吊り引戸を施工させていただきました。
人が住むうえで、浴室という部屋は基本的には隠す場合が多く、閉塞感のあるスペースになりがちですが、
ガラスやタイルを使って明るく開放的にすることで、生活感のないカッコイイ水廻りになります。
ガラスの小口を露出させ、枠になる金物をできるだけ少なくしている所もスッキリとみえるポイントです。
このガラステンパドアはバスルームに限らず、さまざまな場所のドアとして有効に使えます。
部屋や空間を「見せる」ために使う部材であり、光を取り込み、空間を明るく開放的にすることができる部材です。
今年も、施工事例や新しい発見などがあれば、積極的に更新していきたいと思います。
今井 樹