Daiwa Factory
イチロー選手の最多安打達成にはじまり、高校野球、リオ五輪。
この夏はスポーツの感動をたくさん感じることができた夏でした。
次回のオリンピックは東京。いまから楽しみです。
さて今回は、工場の様子を紹介したいと思います。
弊社の本社・工場は生野区の巽というところにあります。
このあたりは古くからある工場も多く、大和商会も60年以上この工場で作業を続けています。
さまざまな種類や柄のガラス・鏡の大板生地を仕入れ、この工場内で切断・加工をするのですが、
ガラスは生地のままの状態(切りっぱなし)は小口が非常に鋭利で、危険です。
その大きなガラス生地を原寸サイズにカットし、その後、手が切れない様にエッジ部分を面取りします。
さらに、見た目を美しくするため、小口を磨いていくという作業がメインです。
ほとんどのガラス・鏡はべべリングマシンというガラス小口磨きの専用機械を使うことで加工ができます。
写真は大板のガラスを機械で磨いているところです。
安全手順を守り、不安全行動をしないよう慎重にガラスを扱います。
また、変形や曲線のもの・機械に通せない細長いサイズのものなどは、人の手で加工をしています。
どこの世界でもそうだとは思いますが、ガラスを加工するには、知識・経験が必要です。
最近ではDIYが流行り、自分でモノづくりをする方が増えましたが、
ガラスをDIYできる方はそれほど多くないと思います。
ガラスは慎重な作業と、適切な扱いをしなければ、破損します。そして、破損してしまうと補修できません。
また、大ケガをしていまう恐れもあるので注意しなければいけません。
ガラスの交換や鏡の割れ替えなどの際は、ご自身でやってみようとは思わず、ガラス専門業者にご相談下さい。
今後も、質の高い製品をお客様のもとへ納品できるように、まずは安全第一で作業をしていきたいと思います。
今井 樹