「木」ファブリックガラス
2013-07-05
ファブリックガラスってご存知でしょうか。
ファブリック=生地。いわゆる、生地の入ったガラスのことをそう呼びます。
正確にはガラスとガラスで生地を挟み込んだ合わせガラスのことです。
ガラスというと、透明で割れやすいというイメージがありますが、
様々な生地と融合することでいろんなデザインが生まれ、
さらに合わせガラスになることで、強度もあがります。
最近では色んな商品が出ていて、実際にホテルのロビーや飲食店の店内、
住宅のお部屋のインテリアなどでもよく見かけるようになった商品です。
大和商会でも、布生地や和紙を使ってファブリックガラスを製作・施工させていただいております。
で、タイトルの件ですが・・・
何か他に使える素材はないかな~と考えて「木」を使って作ってみました。
サンプルはこんな感じです。
←画像をクリックすると拡大します。
写真は上が「ヒノキ(柾目)ファブリックガラス」
下が「ウォルナットファブリックガラス」です。
本物の木を使っているため、木目の表情が自然で美しいガラスになりました。
このウォルナットガラスは実際にテレビボードのガラス扉としてお客様に使っていただきました。
ガラス扉になるとこんな感じです。(ちなみにリモコンも通ります)
他にもいろんな樹種が使えて、色や木目も様々です。
目隠しにもなるし光も通しますので、間仕切りガラスとしていかがでしょうか?
今井 樹
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