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Sanitary space
今年も猛暑が続き、ようやく少しだけ涼しくなってきました。
久しぶりにブログを更新したいと思います。
今回も施工事例を紹介します。
築30年の住宅のトイレ内にガラスを貼ってプチリフォームをしました。
トイレの改修前の写真がこちらです。
←画像をクリックすると拡大します。
スタイリッシュなタンクレストイレですが、昭和の雰囲気漂う黒いタイルとはあまり相性がよくないようです。笑
このタイルを隠すように、上からホワイトのカラーガラスを貼りました。
施工後がこちらです。
汚れやすいトイレの壁面にガラスを貼ることによって、掃除が簡単にでき、清潔感を保つことができます。
よくキッチンパネルをトイレの壁面につけている建物がありますが、同じ理由です。
ガラスには穴もあけられますので、リモコンやペーパーホルダーも美しくおさまります。
新しくしたキッチンのコンロ前にもカラーガラスを設置しました。
最近では光沢のある鏡面仕上げの美しいキッチンが多くなってきていますが、
せっかくいいキッチンなのに、何となく壁が寂しく感じることってありませんか?
オシャレなタイルを貼ってアクセントをつけるという手もありますが、ガラスという選択肢もアリです。
ガラスを貼ることで周囲が映り込み、キッチンに負けない壁面となります。
性能的にもキッチンと相性がよく、強化ガラスにすれば耐熱性は十分。お掃除はとても楽チンです。
水廻りは生活するうえで毎日つかうため、いちばん汚れやすい場所でもあります。
ガラスは汚れてもわりと掃除がしやすく、清潔感を維持できる素材です。
リフォームの際にはガラスという素材も、ご検討のひとつに入れてみてください。
今井 樹
大阪と鏡
地球の反対側で盛り上がっているワールドカップブラジル大会。
時差が12時間なので、日本時間の早朝に試合がよく行われます。
サッカー好きの私はここ数日、目ざまし時計がなくても毎朝5時に勝手に目が覚めます。笑
さて、今回は大和商会で起こった珍しい出来事をブログにのせたいと思います。
先週、大和商会にテレビ局の方が来られました。
撮影をして帰られたので、どうやらテレビに映るみたいです!
といっても取材を受けたわけではなく、外観と工場内を少し撮影されただけで、
実際、テレビにもほんの数秒間映るだけだそうです。笑
あるバラエティー番組のコーナーで、鏡を使って実験をするという企画があり、
鏡に関わる企業が多く集まる、ここ大阪市生野区・平野区が取り上げられました。
大阪は鏡を取り扱う業者がたくさんあり、当社の本社工場の真向かいにも
車輌関連のミラーを製造されている(株)中村鏡製作所 様があり、
今回の撮影では2社同時に撮影が行われました。
そもそも日本のガラス鏡は、安土桃山時代にポルトガル人が長崎にガラス製法を伝えて、
「鬢鏡(ビンカガミ)」別名ビロ ード鏡が製造され、その後、長崎から大阪の堺に伝わりました。
江戸時代には、泉州岸和田の佐野地区にガラス鏡の同業組合があり、16戸の鏡元と200人近い職人がいたそうです。
鏡と大阪は古い歴史関係を持ち、現在でもなお、大阪が鏡工業の中心地となっています。
従業員も私も、自分も映るのではないかとソワソワして(少し期待して)いましたが、
撮影はほんの数分で終わり、確実に映っていない自信があります。笑
7月に放送されるとのことですが、有名な番組なので、多くの方がご覧になると思います。
このように鏡をピックアップしていただくのは非常にありがたいことです。
これからも、鏡の本場で仕事をしているという自信と自覚を持って仕事に取り組んでいきたいと思います。
今井 樹
Glass Cemetery Park
4年に1度のサッカーのワールドカップがいよいよ来月に迫ってきました。
世界中のスタープレーヤーたちの真剣勝負が今から非常に楽しみです。
さて、今回も施工事例をご紹介したいと思います。
弊社はビルや店舗・住宅など建物の建築に関するものがほとんどですが、
今回の施工現場は「霊園」です。
このホームページをご覧になってお問い合わせを頂き、
ガラスを使った新しい感覚のお墓を作り上げたいというお客様のご意向をもとに、
今井社長が打合せをすすめ、素敵な霊園ができあがりました。
ご好意で写真掲載の許可を頂きましたので、ご覧ください。
12㍉厚のガラスを広面取り加工し、スタイリッシュな印象に。
ガラスの文字や柄はエッチングで表現し、お花には着色をしています。
墓石にもいろんな種類のガラスを使っていただきました。
墓石にはステンドグラスなどを使い、個性的で明るいイメージのデザインに。
ステンドグラスには透明のガラスを抱き合わせているので、
一般の墓石と同様に、あとから文字を彫れるようになっています。
さらに、お骨が入る場所にはそれぞれガラスが埋められています。
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「お墓に入ると暗くて冷たいから、亡くなった方が寂しい思いをしないように」
お客様がこうおっしゃっていました。ガラスから日の光を届けているということですね。
見た目が斬新なだけでなく、気持ちのこもったお墓をつくられていらっしゃることがとても伝わりました。
さらに、園内のアプローチにもガラスを採用して頂きました。
このガラスはノンスリップガラスという床専用のもので、
ガラスの表面に微粒ガラスを融着していて、滑りにくくなっています。
12㍉の強化ガラス2枚を合わせ、その中間膜に花柄をデジタルプリントして作っています。
こちらにはカッティングシート貼りの変形ガラスを石の間に規則的に配置して、
カラフルで明るいアプローチになっています。
周りの草木やお花と調和して色合いがきれいですね。
今回の計画を初めて聞いた時には、はたしてどんな感じになるのかと思っていましたが、
非常に清潔感のある、良い意味で墓地らしくない雰囲気に感動しました。
お写真の掲載を快諾して頂き、お客様には心より感謝申し上げます。
初めての試みでしたが、とても素晴らしいお仕事をさせていただきました。
ありがとうございました。
今井 樹
落書きガラス壁
先日、中学生の男の子と話す機会があり、
私の仕事の話をすこししたのですが、
会話の途中で、こんなことがありました。
「え、鏡ってガラスだったんですか!?」
鏡とガラスが同一の素材だということを知らなかったようで、
意外なことで驚かれたなーと思っていたのですが、
もしかしたら同じような人は結構いるのかな?と思いました。
では、鏡はどのようにできているのでしょうか。
鏡の元板は、樹脂やステンレス製のものもありますが、ほとんどがガラスです。
平たく言えば、透明ガラスの片面に銀を吹き付けて、保護塗装をしたものが鏡です。
逆側の吹き付けをしていない面はガラスなので、つるつるになっているというわけです。
そもそもガラスの特徴は、
・平滑性な質感(表面が滑らかで歪みが少なくツルツルしている)
・柔らかな反射性がある(ぼんやりとモノや人を映す)
・透明性があり硬質である(清潔な印象をあたえる)
・汚れが落ちやすい(拭くと簡単に汚れがおちる)
などがあります。
これらの特徴こそ、ガラスが鏡に向いている理由なのです。
ここでちょっと発想の転換をして、
4つめの汚れがおちやすいという点に注目し、
鏡にホワイトボードペンで落書きをしてみます。
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先ほど書いたように、ガラスは表面がツルツルなので、
ホワイトボードイレーザーでこすると、ご覧のように簡単に消えます。
水性ペンであればきれいに消すことができます。
これを、鏡でなくカラーガラスで応用したものが「落書きガラス壁」です。
例えば、お子様が自由に落書きをしたり、メモボードとして使えます。
うちの自宅のキッチンにも、メモボードとして貼ってみました。
45センチ角サイズ程度の小さいカラーガラスですが、
メモ用としては十分な大きさで、便利に使っています。
ペンは文房具屋さんで買った、ホワイトボード用のペンを使っていますが、
滑らかに書けて、きれいに消すことができます。
家族用の伝言ボードとして使うこともできるかもしれませんし、
子供部屋の壁に大きく貼ってあげたら、お子様の落書き遊びスペースとして喜ばれるかもしれません。
カラーガラスにはこんな用途もあるので、今回ご紹介させていただきました!
ゴールデンウィークも終わり、だんだん夏に近づいてきました。
また新たな気持ちで仕事をがんばりたいと思います!
今井 樹
Dark Mirror
厳しい寒さがようやく和らいできたこの頃、
体調の管理には一層気を付けたいと思います。
さて今回は施工事例をご紹介します。
堺市の閑静な住宅街の一角にご新築された方で、実は私の大変お世話になった以前の上司のお宅です。
今回の新築を機会に、お声をかけていただきました。
ところどころに施主様のこだわりがちりばめられたお家で、このキッチンもその一つ。
キッチンと照明をトーヨーキッチンの商品で統一され、独特の空間になっています。
そのキッチンが映るよう、3枚の引戸に色の濃いグレーミラーを貼らせていただきました。
このミラーは当初は一般的なクリアミラーを予定していましたが、
内装の雰囲気を見て絶対にこっちの方がいいと思い、提案させていただきました。
施主様も快く賛成して下さり、収めさせていただくことができました。
カップボードやダストボックスが見えない、生活感のないきれいな空間がとても素敵で、
こだわりのキッチンと照明も美しく映りこんでいます。
このほかにも、吹抜けのフェンスにポリカーボネートを取付ました。
フロスト調がよいかと悩みましたが、入れてみると2階からシャンデリアがきれいに見え、
透明で正解だったと思います。画像がこちらです。
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まだ幼稚園に通うお子様がおられるため、フェンスだけでは危険とのことでしたので、
衝撃に強く、割れにくいポリカーボネートを提案させていただきました。
将来的にはポリカを外す予定があるため、フェンスの形状は変えずにとのことでしたので、
既存のボルト穴を利用してうまく収めることができました。
もうひとつ、施主様のプライベート空間にもガラスを採用して頂きました。
2階にあるセカンドリビングはご夫婦の趣味の集まる場所になっており、
洋画DVDやフィギュアを飾る専用の棚が設置されています。
その棚に飾るものにホコリが被らないよう、ガラスの扉を取り付けました。
万が一割れた際に備え、飛散防止のフィルムを貼っています。
大型のプロジェクターで自宅で映画鑑賞なんて、
夢のような空間ですね。羨ましいです。
この他にもトイレやお玄関にミラーを施工させていただき、
施主様に大変喜んでいただくことができました。
元々は同じ職場で一緒に働いた上司ですが、
今もこうしてお声をかけていただけるのは、本当に幸せなことだと感じます。
今後、何かの形で恩返しをしていけるように、頑張っていきたいと思います。
素敵なお家で趣味を満喫され、ご家族お幸せに過ごされますようお祈り申し上げます。
今井 樹
祝!ジャックナイフツネオ その2
新年あけましておめでとうございます。
今年も引き続きブログを更新してまいりますので、
よろしくお願いいたします。
今年の第1回目はおめでたい話題から入りたいと思います!
何度かブログでも登場している木村さんが、昨年の暮れにご結婚されました!
リングタイツで登場するんじゃないかとヒヤヒヤしていましたが
杞憂に終わってホッとしました。この日はバッチリ袴スタイル!
体格が良いのでよく似合っていました。
ご親族・ご友人、格闘家の方々から祝福されて、
少し恥らいながらも幸せそうな木村さんの表情が印象的でした。
奥様はとても気さくな方で、笑顔の素敵な方でした。
ふたりとも明るくて、お似合いのご夫婦です!
どうか末永くお幸せに。
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結婚式・披露宴には大和商会の一同もご招待いただき、
おいしい食事とたくさんのお酒をいただきました。笑
その様子の写真もアップします。
いや、
いやいや。
みんな恐すぎるって!笑
結婚式ですよ!!笑顔!!!!
普段は作業着で、明るく元気に作業をしているみんなですが、
ダークスーツを身にまとうとなぜかこうなります。笑
作業着のほうがみんなしっくりきますね!
今年も明るくそして仕事には厳しく頑張っていきましょう!
今年も大和商会をどうぞよろしくお願いいたします。
今井 樹
Original Glass Products
近頃急に寒くなり、今年も工場のストーブが活躍する季節がやってきました。
さて今回は建築ガラスではなく、装飾ガラスのご紹介をしたいと思います。
まずはこちら。
特注で作成した受付用のガラス電話台です。
兵庫県の企業様からホームページを通じてご依頼を頂き、
今井社長がデザインを提案させていただきました。
足元の金物以外は全てガラスでできており、透明感・清潔感がポイントです。
また、ガラスにグラデーションフィルムを貼っていて、
デザイン性のアップ+電話のコードが目立ちにくいという効果がでました。
写真ではわかりませんが、上から覗いたときに中が見えない工夫として、
天板の下に不透明なガラスをいれて、その上にガラスを何枚か重ねております。
商品を納めた際にはお客様にも大変喜んでいただいたようで、嬉しく思います。
今回はもうひとつご紹介したいと思います。
こちらもホームページよりお問い合わせをいただきました。
土台のブラックガラスの中にLEDを仕込んでいて、
下から明かりを照らしてガラスを光らせています。
上からみるとこんな形になっています。
←画像をクリックすると拡大します。
三角形にカットした5㍉の透明ガラスを、すこしずつ角度をずらしながら重ね、
最終的には自立するようにバランスよく積み上げています。
社員さんと職人さんが根気強く時間をかけて作成してくれました。
出来上がりがこちらです。
夜にはもっときれいに光って、お玄関を演出してくれることと思います。
このような特注ガラス製品は、作成に少し時間をいただくことになりますが、
お客様に喜んでいただける商品をこれからもよく考え、皆で作っていきたいと思います!
写真撮影の許可を頂き、お客様には感謝申し上げます。
ありがとうございました。
今井 樹
Floor Glass
ようやく秋らしくなってきた今日この頃。
体調を崩しやすい季節なので、風邪には気を付けたいと思います。
さて、今日もガラスの施工事例を紹介いたします。
大阪の泉州方面で、大きな分譲地の一角にご新築されたお客様です。
完成写真がこちらです。
ガラス?どこ?
と思われたかもしれんません。笑
実は、吹抜けの中です。つまり2階の床にガラスを敷きました。
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ガラスは12㍉+12㍉の合わせガラスで強化加工をしています。
中間の膜を合わせると、総厚み25.5㍉の丈夫なガラスですので、
床として安全に使用できます。
搬入からガラスを2階に上げて寝かせるという作業が全て手作業になったので、
施工は苦労しました。。。が、出来上がりは予想以上にきれいになりました!
2階の天井は勾配天井になっていて、トップライトから陽が差し込むようになっています。
その太陽光が透明床ガラスを越えて1階にまで届くように考えられていて、
非常に明るくハイセンスなお家でした。
施主様もきっとお喜びになられると思います!
これは施工時の写真です。
床に使うガラスなので、養生も特に気を遣いました。
弊社としても、このような仕事はあまり多くはなかったので、
今回は本当によい経験をさせていただきました。
ブログ掲載にご協力いただきました施主様、設計担当者様、
誠にありがとうございました。
今井 樹
Glass&Mirror ショールーム
10月に入り、涼しくなるのを期待しているのですが、
ここ最近の大阪の最高気温は30℃を越えているらしく、まだまだ汗をかく毎日です。
今年も本当に冬は来るのでしょうか。笑
今日は、大阪市阿倍野区にあるショールームをご紹介したいと思います。
アクセスは地下鉄御堂筋線の昭和町駅から徒歩約3分です。
大通りから少しだけ中に入った分かりやすい場所にあるのですが、
近くにこれといった目印がないので、お客様もたまに迷われてしまいます。
なので、参考に写真を載せておきます。
入口はこんな感じです。
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赤レンガと白のタイルの建物です。
完全予約制にさせていただいているので、
ご見学の際には事前にご連絡をお願いしております。
このショールームにはあらゆるメーカーのガラス・鏡や製品が展示されていて、
デザインガラス・デザインミラー・ステンドガラスなどの種類も豊富です。
鏡やガラスは、見る角度や照明などの条件によって見え方が変わってきます。
私自身も、カタログやインターネットで見たものが、
実際のものとイメージが違った・・・という事がよくありますので、
お客様には実物をご覧いただくことをお勧めしております。
鏡やガラスの取付をご検討の際は、是非、一度見に来てください!
写真はショールームで行う定期勉強会の様子です。
眠そうな顔をしている人がちらほら・・・気のせいでしょうか。笑
今井 樹
ウェルカムミラーボード
猛暑が続いた夏が過ぎ去り、だんだんと秋の気配を感じられるようになりました。
先日、ウェディング関係のお仕事をされている方とお話をする機会があったのですが、
秋は結婚式のシーズンらしく、特に10月・11月は1年で最も忙しい時期とのことでした。
6月のいわゆるジューン・ブライドが人気と思っていましたが、
梅雨の時期より涼しい秋のシーズンを選ばれる方が多いようですね。
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上の写真は、実際に結婚式で使用したエッチングミラーです。
受付などに飾るウェルカムボードとして、式場を華やかに演出してくれます。
最近は似顔絵など様々な種類の素敵なウェルカムボードがありますが、
このウェルカムミラーも、シンプルで高級感があってなかなか良いものだと思います。
文字や字体は自由に決めることができ、規格サイズであればフレーム付でご提供しています。
文字は自由にアレンジできます(制限はあります)ので、ウェディング以外でも、
例えば、お店の開店祝いや新築のお祝いなどにも喜ばれると思います。
ご家族・ご友人へのプレゼントとしていかがでしょうか。
今井 樹
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